二つバッテンがついている

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今までに「他所のうちのお嫁さんをやっていた頃」とか「若奥様を始めた頃」等と言っているので、お察しの良い悪い関係なしに離婚歴があるのだろうなーとお思いでありましょう。

はい。そのとおりで。バッテンが2つついている。

一回の離婚は仕方ないこと。でも2回目の離婚をすると人間性とか根本的な原因の所在を疑われる。そう進言してくれた友人?がいた。

人間性を疑われようが、駄目人間のレッテルを貼られようが、何をしたって周りの目を気にしていては始まらない。辛いのは自分。しんどいのも自分。我慢していたって、前に進んだって人は勝手なことしか言わない。

だから、周りの言葉に振り回されない!と己を鼓舞して人生2回目の離婚届を提出した。あれから15年はたつんだなぁ。

過ぎてしまうと、本当に時間は早く流れるものだ。

最初の時も、2回目の時も、他所の夫婦が仲良くしているのを見て『仲の良い演技が旨いなぁ』と真剣に思っていた。自分が我慢に我慢を重ねているのに薄々気づいていたからなのかもしれない。配偶者と一緒にいても心が安まることがなかったし、何より一人の人間として扱われていないのが辛かったのだ。。。が、そんな自分の気持ちにも蓋をして『これが普通のことなのだ』と思い込もうとしていた。

もう絶対にあり得ない!と考えていたのに、3度目の結婚をして10年。今年で11年になるが、時間の流れの早いこと。今は、夫といるのが一番心が安まるし、カチンと来る言動があってもそれすら『こんな事考えてるんだぁ』と楽しかったりする。多分、傍から見ていても仲の良い夫婦に見えるだろうし、実際に仲が良いのだ。

こんな事を言っていると、『なにをのろけているんだ!』とお叱りを受けそうだが、ただのろけているのではない。

離婚だ再婚だというと、当事者の問題なのに周りは色々と意見をして下さる。しかし、言いたいことは沢山言って下さるが、どなたも責任を持って最後まで付き合っては下さらない。そういうモンだと判っていても、色々言われれば気にもなるし傷つきもする。結局は、自分を守れるのは自分自身しかいないのだ。我慢しても思い切っても、すべては自分に返ってくる。

2回目の離婚の時、人間性を疑われても、原因が私にあると思われても、それでいいやと開き直った。2度目の離婚で私の人間性を疑ったり、私に原因があると思う人には思わせておいたらいいのだ。そういう人とこの先も付き合っていくとは思えないし、何時までもそばにいるとは考えられない。そんな人の言うことに耳を傾けていられるほど暇ではないのだ。

実際にバッテンが二つついても、大切な友人達が離れていくことはなかった。

人生を諦めちゃ駄目だ。道を切り開くのも、諦めるのも自分なのだから。自分が自分に愛想を尽かしたらそこで行き止まりになってしまう。歩き続けていれば道は自ずと開けるのではないかと思うのである。

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