義母が旅立った・・・・

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 60代の生き方へ *にほんブログ村に参加中!

夫の母が先週木曜日に旅立った。

木曜日と言うけれど、感覚的には水曜日の深夜って感じだった。

水曜日に「今日も連絡無かったよねー、良かったねー」と

夫と言いながら食事をし、入浴を済ませた。

夫は「ちょっと疲れているから先に寝る」と言って先に就寝。

ここのところずっと緊張しっぱなしだったし。

疲れがたまっているのは傍から見ても心配なくらいであった。

良い子ちゃんも、やりかけていたことを片付けて寝る準備。

ホットカーペットを消して、リビングの明かりを消そうと・・・

腰を上げたところで、携帯がいきなり鳴り出した。

ディスプレイには『○○病院』と表示されている。

時間は12:12・・・深夜である。

「至急こちらへいらして下さい」と言われる。

「いくら急いでも2時間は掛かります」

「娘さんは?どちらでも結構ですから至急いらして下さい」

・・・何が起こっているのか?判らないまま返答していると

夫が起きてきた。

「お母さん、危ないらしい。すぐ来てくれって」

「え?」

「ともかく、私たちより×ちゃん(脳筋)のほうが早く着けるよね、連絡して!」

夫が脳筋に連絡する。

電話に出た脳筋は「夕方行った時には普通だったもん、そんなはずない」

と言い張っている。夕方から急変したから連絡してるんだっての!

夫から携帯をひったくり脳筋に伝えた「ごめん、あたし。急変したの!私たち間に合わないかもしれないから、あなただけでも至急行って頂戴!」

「あ、わかった」なにか、ビックリしたような声がして電話は切れた。

夫が言うのでは、緊急性が感じられなかったらしい。

あっちが片付いたので、まずは移動準備である。

寝間着を脱いで、着替える。

夫は何故か放心状態である。まぁ、無理もない。

しかし、急を要するのだ。

お尻をたたくようにして着替えて、着替えなどを突っ込んで家を出た。

良い子ちゃんの自宅から最寄りJR駅までは徒歩で20分はかかる。

終電が無くなってしまったら、万事休すである。

バス通りまで出て、駅に戻るタクシーを捕まえる。

タクシーに乗っている時間はわずかだが、その間に連絡は入れられる。

駅に着くと、蒲田行きの最終電車がこれから来るらしい。

しかたない。蒲田からタクシーで病院へ向かわねば。

蒲田からタクシーで2万円弱。痛い!財布が痛い!

そんなに急いでいったのに。

結局誰も間に合わなかったのだ。

我々が揃うまで、アラーム鳴らしながら生命維持装置?で母は書類上生きていた。

家族が揃った時点で、当直の医師が呼ばれ「02:13ご臨終です」と告げられた。

亡くなった途端、遺体をどうするか。

早急に決めねばならないらしい。

「こちらでご紹介できますが・・・・」と言われてその通りになりかけたが。

すんでの所で、実家近くの葬祭場を思い出した。

「△△が近いのでそちらに話してもいいですか?」

すぐにタブレットで情報を見つけ、電話してみた。

「一時間くらいでお迎えに参ります」との返答。

泣く暇もなく、色々な手続きに忙殺されている間にお迎えが来た。

そこからほぼ一週間。

何が何だか判らないまま、葬儀を済ませ、諸々の手続きも先が見えたので

自宅に戻ってきた。

これから何回かに分けて、覚え書きと愚痴を書き綴ってみたいと思う。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 60代の生き方へ




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA