たまーに、待ちぼうけで殆どの業務時間が過ぎてしまうと言うことがある。
まさに、本日がそういう日。
入電待ちの待機(待ちぼうけ)指示が出て、
割り振られた仕事を保留し、待機することになった。
まぁ、その間にも30分単位で、説明会やミニ研修が
入るので、ただひたすら待機というわけでもなかったのだが。
ほぼ一日待っていて、処理した入電件数は6件って。
。。。。待っているだけも疲れるのだ。
待機中も遊んでいるわけではない。
手元の資料や、オンラインのスクリプトを見て自己研鑽をする。
・・・なんて、いちんち中出来るわけないじゃん!
だから、こそこそと隣の席や、後ろの席の同僚と意見・情報の交換をする。
情報交換・・・・まぁ、業務内容の確認にかこつけて雑談だわね。
通信機器の契約サービスについて確認をしている時だったか、
昔のポケベルの話になった。
隣席の同僚は、良い子ちゃんより20才くらい若い。
彼女は、親がポケベルを持たせてくれなかったそうだ。
でも、当時の友人が、目にもとまらぬ早さで公衆電話のダイヤルボタンを叩くのを
良い子ちゃんはもう大人になっていたので、ポケベルは当たり前に持っていた。
まるで魔法のように迄の早さではなかったが、暗号のようにダイヤルボタンを
叩いていた記憶がある。
「あの頃のTVドラマで、石田純一(当時のトレンディドラマで引っぱりだこだった)が、
「あった、あった!あと、駅の伝言板を書き換えちゃうなんて場面も」
「そうそう。あれ酷いよねーー(笑)」
「携帯電話に掛けると『お客様は違うエリアにおいでです』みたいなメッセージが流れてつながんないの!そういうのあったんだよ」
「えーーそんなの、やばい人いたんじゃない?」
「いたいた。んで、殺人事件のアリバイ工作にそれを使ったりする小説なんかもあったよのね」
「あの当時の、肩パッドで逆三角形のシルエットになるスタイルとか、モップみたいなソバージュとか、なつかしーーー!」
「でも、伝言板とか、ポケベルとか。再放送されても、意味が判らない人続出になるよねーー」
なんか、話しているウチに涙がにじんでくるくらい笑った。
ほんの10~15年前の話だと思ったけれど、20年くらいは経ってるんだ。
平成生まれの人には、全く判らない昔の話になっちゃったんだなぁ。
伝言板って、改札前にある駅ってあるんだろうか?