今NHKの朝ドラでやっている「とと姉ちゃん」は暮らしの手帖を作った方のお話なんだそうだ。今朝知った。
「なんか暮らしの手帖っぽいよなぁ」と時々思っていたのは間違いじゃなかったのね。
暮らしの手帖は、高校生の頃から定期購読する様になっていた。他所の若奥様になった時も続けて読んでいたが、嫁ぎ先は『女が読み物(新聞も含む)などしたら、子供が生まれなくなる、生まれた子供は自閉症になる』と、読書への制限がきつかったので無理。実家へ届けて貰い、実家で保管してもらっていた。
その後は、1995年頃までずっと読んでいたかな。
その頃から月刊の購入は控えめにしたけれど、暮らしの手帖社発行の書籍は良く読んでいた様な気がする。
商品テストも良く参考にしていたっけ。
冷蔵庫も洗濯機もアイロンも。かなり真剣に暮らしの手帖の商品テストを検討して購入したものだった。
月刊の雑誌の最初は、学研の「科学と学習」だった。あれ、楽しかったねぇ。
転勤族だったので、父が本社勤務の時には普通に手に入った雑誌が、蝦夷地へ転勤すると入手が難しくなる。そうなると、定期購読も滞ってしまうのが悲しかった。
中学校に入った頃だったか。その頃は上方にいたので雑誌の入手も滞りなくできていた。
きっかけは忘れたが、そのころからリーダーズダイジェストを購読する様になっていた。リーダーズダイジェストは1986年に日本版が休刊になるまで読み続けていた。
ウィキペディア先生様によると、ダイレクトメールによる勧誘などを行っていた様だから、うかうかと引っかかっていたのかもしれない。まぁ、楽しい雑誌だったから良いけど。
リーダーズ・ダイジェストは、老人や無防備な人々に多額の現金が当たったかのように誤解させるダイレクトメールを送り(実際には抽選番号つきの宝くじのようなものを同封する)、しかも周囲の人に教えないようアドバイスして定期購読の契約をさせようとする手法をとってきた。このダイレクトマーケティング手法をスウィープステイクス (sweepstakes) と呼ぶ。
リビングの本棚を見ると、最近の暮らしの手帖が数冊立っている。
「ほら、ウチにもあるよ」と夫に言うと「それは僕が買った本」という。あれ?そうだったっけ?「じゃぁこっちは?」と見せるとそれは違うらしい。良い子ちゃんが買った方ね。
やっと棚の中を見渡せる様に、ちょっとだけ整理した書斎の本棚の前。何冊くらい懐かしい雑誌があるか探してみようと思う。