相変わらず声が出ない(正確には小声しかでない)良い子ちゃん。
「5月いっぱいは様子を見ましょう」と言っていたマネージャーに
今月末の診察日に、新たな診断書をもらってくるのかについて
相談しようと思っていた。
始業前に「今朝は全体朝礼です」と声が掛かった。
ボスから「辞令が出ました。マネージャーが来週異動します」と発表された。
ウチの業務担当のマネージャーが、ご栄転ですって。
6月1日から本社の別部門へ異動なんだってさ。
業務が始まっても、マネージャーのデスク周りは落ち着かない。
ひっきりなしに、人の出入りがあるし。
電話も掛かってくるし、彼も掛けるし。
挨拶回りもせねばならないし、挨拶に来られるのの相手もしなければならない。
忙しいよね。忙しいの判ってるンだけどさ。
良い子ちゃんの診断書「ボクが預かるから」と言っていたマネージャー。
「ボクの責任で状態を見守るから」って言っていたくせに。
預かったままで消えられたら困るんですけど。
やっとやっと、昼休みのあとでマネージャーのデスクに近寄れた。
「おめでとうございます。で、私はどうなるのでしょう?」と聞いてみた。
一瞬、なんのこっちゃ??って顔をしたよね、君!!
慌てて「大丈夫、ちゃんと引き継いでいくから」って言ったからさ。
「よろしくお願いします」と囁いておいた。
絶対に、忘れていただろ?
忘れていたよね、あの顔!!
でも、ドンだけ不安で腹が立っても、声を出して訴えられないからね。
わき上がる不安を押し殺して、粛々と午後からもお仕事してきました。
取り敢えず、今月中の診察日には診断書もらってこよう。