診断書を貰ってきた。
朝、ロッカールームで先日面談をしたチーフリーダーと一緒になったので、
タブレットで「診断書の提出先はどちらですか」と尋ねた。
『総務へ直接提出して下さい』とのこと。
その時に「面談の内容について、××さん(リーダー)に報告を求められました。報告義務はあるのでしょうか」とも聞いてみた。
『こちらから伝えるから、報告はいいわよ』と。
「筆談では難しいのでざっくりと簡単に報告はしました」と伝えた。
肝心の【報告義務】のあるなしについては、返答がなかったのだが、まぁしゃぁない。
席に着くと、隣席のリーダーが「診断書、貰ってきたんですよね?あずかります」と言うので、メモに「直接総務へ提出するように指示を受けています」と書いて見せた。
「え?」と声を上げたリーダーは、席を蹴ってチーフリーダーの所へ飛んでいく。
すぐに、チーフリーダーがやってきて『ごめんなさい、総務じゃなくてマネージャーに手渡しでお願いね』とのこと。
すぐにマネージャーの所へ、診断書を持って行く。
彼は、3年前、良い子ちゃんが出社停止になった間にマネージャーになった兄ちゃんである。出勤できるようになった後も、なかなか仕事に復帰させて貰えなくて、本当に悩んでいた頃に助けてくれなかったという経緯があるので、正直あまり信用は出来ないのだ。
しかし「ちゃんと預かった。連休明けに状態が良くなったら、ちゃんと復帰して貰うから。絶対に悪いようにしないから。安心して」と言うし。
しゃぁないから、信じることにした。
席に戻ると、ただでさえ居心地の悪い場所なのに、極地並みの凍える雰囲気になっていたのだ。
原因は、良い子ちゃんが直接チーフリーダーに話しをしたから。
んっと。どうして、リーダーを通じてでなければいけないのかがわからない。
診断書云々については、チーフリーダーから話が出たのであって、リーダーからは何も言われていないし、直接話しをした当人に確認をすることが、どうして駄目なのかもわからない。
等と、筆談で話すことでもないし。
無視して(気づかないふりをして)普通に仕事の準備をしていた。
良い子ちゃんの職場はコールセンターではあるが、ありがたいことにPCでの作業が結構あるので助かる。
ここ二週間は、通常週替わりで担当が廻ってくる作業を、良い子ちゃんが一人で処理させて貰っている。
ただ、この作業は週替わりで担当するため、一度その週に担当が廻ってこなかった場合、次に廻ってくるまでほぼ1ヶ月もの時間が空くし、また担当週に、必ずその作業が出来るとも限らない。
この作業を前回やった時は、今のチームに移る前のことだった。
半年近くはやっていないわけだよね。
今回は作業工程をノートやマニュアルをめくりながら、探して確認していた。
以前なら、一人で担当する件数も少ないし、ミスがあっても、
次に担当するまでには相当時間があるので、問題にもならないことが、
今は一人で担当する為、間違っていないと思った処理が間違っていると、
同じような内容の物は全て処理ミスになってしまう。
指摘されたミスはすぐに訂正して同じミスは繰り返していないが、
指摘を通り抜けて仕舞ったものは、最終的に引っかかって(最後のセーフティゾーンがあって助かった!)戻って来る。
先週末に処理していた案件が、まとまって戻ってきた。
訂正が間に合わなくて、次の行程に進んでしまっていた案件である。
冷たい冷たい雰囲気をまとったリーダーが「良い子ちゃん、手が空いたら声を掛けて下さい」と言う。
ちゃんと頷いたのだが、見ていなかったリーダーに「きこえていますか?返事くらいして下さいね」と言われる。
返事は出来ないのだ。声出せないし!
メモで「わかりました」と渡すと「返事して下さったらいいことですよ」と、更に言われる。馬鹿か?
「保存しました」とメモを渡すと、すっと立ってサブリーダーを連れてきた。
「良い子ちゃんの訂正が間に合わなくて戻った分をリストにしてあります。全部訂正して更新し直して下さいね」と、リストを渡された。「心配しなくても大丈夫、今は全くミスがないから。これは先週の分よ」と言うサブリーダー。
席に着いていたリーダーが「いくら先週の分だと言っても、この件数は酷すぎる。やる気がないとしか思えませんよね」と、きこえるように呟く(笑)
サブリーダーが「同じ案件が別れているから件数が多くなっているけれど、元は一つの物ですよ」と言ってくれたが「あなたの立場でミスを容認するのは問題ですよ」と逆ギレ?
まぁね。いいけど。
さっさとリストの訂正を済ませて、サブリーダーの所へ持って行くと、「良い子ちゃんがチーフリーダーから直接の指示で動いたから、機嫌が悪いだけよ。気にしないでね」とのこと。
んなことわかっているわよ。
天敵といい、今度のリーダーといい。
ほんっと馬鹿ばっか!
いえいえ、良い子ちゃんは自分がとても賢いなどとは思っておりませんよ。
しかし酷すぎるんじゃないのか?と思うだけ。