楽しんで帰ってきたのなら、文句を言うのはやめよう

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自分だけで旅行に行く。

自分だけで飲み会に行く。

自分の楽しみのために自分だけで行動する等々。

家族と一緒に生活している場で、自分だけが楽しい思いをして帰宅した時に「あー疲れた」って言うのを聞いて、ビックリしたことがある。疲れたと言うだけではなく「疲れて帰ってきたんだから、何もしないのは当たり前」と普通の態度で開き直っている?のには、呆れてしまったものだった。

むかしむかし、他所の若奥様を始めた頃の話。

良い子ちゃんは幼い時から「楽しいことをした後に、文句を言ってはいけない」と言い聞かされて育った。

月曜日にお休みするのも「いけません」という禁止ルールだった。発熱等の不可抗力は仕方ないとしても、日曜日に楽しい思いをして(大人になってからは飲み過ぎも含む)週明けに体調を崩すのは『駄目な事』の筆頭だったのだ。

しかし、親元から離れて世間に出ていくと、当たり前のルールが当たり前じゃないことに遭遇することが多くなった。

楽しんできたのに、どうして文句を言うのだろう?

楽しんできたのに、疲れて何も出来ないってのはどうして?

一人で楽しんできたのだから、他の家族にも楽しい思いを分けてあげたいとか考えないの?

次の日には仕事(通学)があるのに、コントロールできないのは駄目でしょ!

って疑問と憤りが沢山湧いてくる。

言ったって無駄だから、いつの間にか考えなくなってきたのだけれど、先日同僚が吐き捨てる様に言った「月曜から休むなよ!当日休をしなければならないくらい飲むなよ!自己管理も出来ないヤツに上司面されたくないわっ!」と。

彼女も、良い子ちゃんと同じように言われて育ったらしい。

いろんなところで、親の姿勢の相似点があるせいなのか、彼女とは気が合う感じがする。食べ物の好みも似ているから、食べる話も楽しいし。

そんなことを同僚と話していて、ふと夫との会話を思い出していた。彼がよく言う「月曜からは休めない」という言葉。良い子ちゃん的には当たり前だったのだけど、最初と二番目はそんなこと考えてもいなかったなぁ。

2番目なんて「月曜から休むのは良くないでしょ?ちゃんと自己管理しようよ」と言うと、真顔で怒ったものだった「休むのは権利だ。いつ休もうと関係ない。無理していったところで効率が悪くて困るのは会社だ」と言って。そう言いながら、自分では自分の事をしないヤツだったので、良い子ちゃんも仕事を休まないと機嫌が悪くなるのだ。

そんな二番目は、結局自分は悪くない!悪いのは周りだ!との主張ばかりのあげく、自由にしてくれと言いだしたから『ハイ判りました、さようなら』したんだけれど、逆恨みされて大変な目にあったのは、考えが浅かった良い子ちゃんの自業自得かな。

それで一応学んだつもり。

楽しんだ後で絶対に文句は言うまい。周りの人に不快な思いをさせるし、何より自分が惨めだ。

楽しい思いをした後は、ちょっとだけ「楽しい思いをしたんだもん、ちょっとだけ頑張ろうか」と考える様にしたい。

その方が絶対に建設的だよ。

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