TVのニュースで、満開のキンモクセイが映し出されていた。
え?まだこんなに咲いてるの?と思う。
だって、このあたりでは、もうまったく香らなくなっているから。
9月24日。
春日部で、雨の中でみたキンモクセイの木はびっしりとつぼみをつけていた。
26日月曜日、バスを降りたら、暗い夜道で濃厚な甘い香りに包まれた。
『咲いたんだ』と思いながら、帰宅した。
次の日は、通勤途中に確かめようと思いつつも、急いでいたので探せず。
水曜日くらいだったか、やっとオレンジ色の花を目に出来た。
上方で仕事している時、10月6日前後に門の側のキンモクセイが一斉に咲いていたものだ。
お江戸と上方とを行ったり来たりしている頃は、お江戸で一足先にキンモクセイの
香りを楽しんだ物だった。なんか懐かしい。
香りのある花は大好きだけど、キンモクセイはベランダで育てようとは思わないな。
他所のお庭先で、秋のひととき、ちょっとだけ香りを分けて貰うだけで充分。
今年も、良い香りを楽しませて貰いました。
ありがとう。