昨日、母を連れての薩摩の国行きから戻って参りました。
空港へのリムジンバスへの移乗、飛行機搭乗手続き、薩摩での移動&宿泊に伴う色々。思い返すだけでも、どよーーーーーんと大変だったのでありますが、実際は本人はケロッとしたものでありまして。
親戚が一堂に会してくれて、2日目はホテルの部屋で。最終日は空港へ来てくれて。のべで15人以上の方達が集まって下さいました。
本人は、ずっと目をつぶったまま。声かけに何となく反応するけれど、目を開けるには至らず。10年ぶりの親戚の中には泣き出す方もいたりして。最後の方達をお見送りにエントランス前に出ました。見送った後で『良い感じだから散歩しようか?』と、車椅子を押そうとしたら、目を開けてきょろきょろと辺りを見回している母。「おかあさん、起きたの?」と声を掛けると「そうですね」と答える。
ちょっと遅いだろっ! ロータリーを廻っている車に手を振るが判って貰えず。
しゃぁないね。と、ゆっくりとホテルの庭を散策する。母は目を開けたり、閉じたり。時々あくびをしながらなにやらつぶやいている。
小一時間、散歩して部屋に戻りオムツ換え。今のウチに!と、食事も済ませて休ませる算段をするが、全然寝る気配無し。ずっと「ぶつぶつぶつぶつ」となにやらつぶやいている。
「今だったら、皆さんに来て頂いたらお話しできるかもなのにね」と言ってみるが、まぁ、無理な話って訳だし。
流石に毎日、車椅子からの移乗をやっているので、夫婦の息はぴったり。
『大丈夫?いい?』『ちょっと待って、いいよ』
「せーのっ!」で、車椅子からベッドへ。ベッドから車椅子へ。車椅子からトイレへ。車椅子から自動車へ、車椅子からバスへ。ちょっと嫌な顔をするけれど、母は安心して?身を任せてくれました。
初めてのことは満載。
だいたい、特老に入居している要介護5の入居者が、飛行機での移動を含む2泊以上の外泊って考えられない訳です。母の入居している施設では、公共交通機関を利用しての旅行は初めてのことだって。
なんとか、無事に済ませて帰還しました。詳細は改めてアップしましょう。
良い子ちゃん達は疲れ果てております。あーーーしんど。