午前中に発声と滑舌の研修があり、参加資格をあみだくじで引き当てたので参加してみた。
廻ってきた参加希望を募るアンケートには、参加希望しないと記入するつもりだったのだが、良い子ちゃんを除く他のチームメンバー全部が希望するとしてあった為、目立つのが嫌で参加希望していた研修なのだ。
籤に外れた4人のチームメイトの皆さんごめんなさい。
トレーナーはボイストレーニングに通っているという他のチームのリーダーだ。
正直、この人の発声や滑舌に感心した覚えはない。どちらかというと『えーーー?ほんとに出来るの?』と内心思いながらの、野次馬的参加であった。
結果、予想通り。この程度の研修なら良い子ちゃんでも出来るよね、もっと上手くできるよね?レベル。まぁ、面白かったからよし。だったのだけれど。
研修を終える頃、いきなり一つの考えを思いついた。
いつも、良い子ちゃんは自分が指導を受ける立場だと思い込んで、被害者意識に凝り固まって愚痴を吐き散らしている。でも、なんで受け身だけだなんて思い込んだのだろう?
自分より実力のない人間に指導されたくないのなら、自分が指導する立場になればいいのじゃないか。そうだよね。
きちんとしたところへ通ってみて、そこで鼻っ柱を折られるのならそれも良し。もし、ちゃんとついて行けて、更に上級のトレーニングを受けられる様になるのならそれも良いじゃないか。と、楽観的に聞こえるかもしれないけれど、良い子ちゃんはかなり本気。
日本放送協会の行っているその手の講習、なんてちょうど良いのがあるのかしら!で、さっきもうしこんでしまったのだ。
説明会への申し込みをして、その後、正式な申し込みになり教材を頂いて次の週から始まるのだそうだ。人数が集まらなかったら開講されないこともあるらしい。
とりあえず、やる気はあるから9月から毎週1回全部で10回の研修にでて見ようと思っている。一応、まじめに考えてはいるのだけれどね。もし、開講に必要な最低人数が集まらなかったら流れてしまう可能性が大きいが、愚痴を吐き散らすのにもそろそろ飽きてきたし。
何より、やらない理由より、やりたい理由しか考えられないから。
きっととてもやりたかったことなんだと思えるから。
先ずは、はじめの第一歩。走り出してしまったのである。