なぜ、半額或いは無料で乗っている子供が席を塞いでいるのか?
なぜ、混み合っている乗り物に後から乗って来て『座りたいーー』と喚くのを放置するのか?
なぜ、周りに迷惑を掛けていてもソバについている親は何もいわないのか?
なぜ、靴のままシートに上がったり、ぶらぶらさせている泥靴で人の服を汚しても親は知らん顔なのか?
たくさんのなぜ?を考えながら、そのどれかに該当する他所ン家のガキを眺めております。
先日は、バスの一人掛けの座席の後ろのシートに座った小学校低学年と幼稚園児と思われる兄弟の小さい方が、良い子ちゃんの座っているシートの背中を蹴りやがります。その都度立っている母親が注意をしますが、母親を舐めていやがるのかこのクソガキは一向に蹴るのを辞めません。
3回目に蹴り出した時に、後ろを振り返り、ガキをにらみつけて「蹴るの止めてくれる?」と言ってやりました。びくっとしたガキはそっぽを向いて知らん顔しております。すかさず隣に立った母親が「ごめんなさい」と謝りましたが、そんなので許す様な良い子ちゃんではございません。
「ママが謝る事じゃないよね?蹴ったのは君でしょ、謝るのは君だよね」とクソガキの目をひたと睨み付けたまま言います。母親は「申し訳ありません」とオロオロという感じ。しかし、良い子ちゃんは母親の方はちらりとも見ません。クソガキを睨み付けたまま「横向いているっのは自分がしたこと判ってるんだよね」とさらに言います。隣に座っていた兄が「ごめんなさい」と言うので、「君がやったことをママやお兄ちゃんが謝るんだ。本人知らん顔なのにね」と言ってもそっぽを向いたままのクソガキ。「横向いているのは聞こえているって事だよね、もう蹴るんじゃないわよ」と言って前を向きました。
良い子ちゃんは終点まで乗ります。後ろのクソガキも終点まで。流石にそれからの10数分、静かに座っておりましたよ、クソガキ。
降りる時に、再度後ろを向き「ちゃんと静かに座ってること出来るじゃないの、偉かったね」とクソガキに言いました。目があった瞬間、びくっとしたクソガキでありましたが、偉かったねと言われたとたんにニッコリ。バイバイと手を振るのにこちらもバイバイと手を振ってバスを降りました。
きっと、今までは迷惑を掛けられても、誰も何も言わなかったんだろうな。
良い子ちゃんが子供だった頃って、周りの大人達が皆で子供を躾けてくれたものだけど。今の子供も母親も可哀想なのかもと思ったことでした。ちゃんと言えば普通の子なら判るのにね。
かなり口うるさい方だと思います、良い子ちゃん。それは判っていますよ。
公共交通機関の中でマナーの悪いクソガキの半分には注意します。残り半分は、一緒にいる保護者とおぼしき大人のマナーも駄目だめな時で、それは無視します。逆ギレされたこともあるから、ほっとくに限る。
悲しむべきことは、ほっとく案件が増えつつあること。
本日も電車の中で・・・・・きりがないです、はぁぁぁぁぁ。