先日前歯(差し歯)に異常があり、入れ直して貰って一安心していた良い子ちゃんである。
が、昼食のお弁当を食べている時に、堅い物が触れたと思った瞬間『ガキっ!』と嫌な音と共に猛烈な痛みが来た。
差し歯の歯根はかなり薄いから注意するようにと、入れ直しの時にドクターに言われていた。
薄い歯根が割れたら、もう抜歯して次のステップに進まねばならなくなる。
次のステップ=部分入れ歯・ブリッジ・インプラントである。
良い子ちゃんは歯のメンテナンスをマメにしている。
歯を大切にするのが、健康のためには一番だと考えているし、食いしん坊だったら、歯が健康でないと楽しめないと考えているからなのだ。
半年に一度のメンテナンスに加えて、少しでも異常があると連絡して診て貰う。
お陰で、差し歯はあっても歯根は残っているので全部揃っている事になる。
親知らずを二本抜いたので、残りは30本ってことかな。
以前8020運動というのがあって、80才で自分の歯を20本残せたら、健康を保てるとかだったと思う。
叔父が健康で自分の歯を20本以上キープしているというので、80歳の時に表彰されたっけ。
だからではないが、良い子ちゃんも80歳で20本のキープを目標にしているのだ。
表彰されたいわけではないけど、歯が丈夫なら、健康にも少なからず影響があることだものね。
なのに、肝心な前歯が駄目になったら・・・・!
入れ歯では咀嚼にかなりの影響が出てしまう。
ブリッジだと、健康な歯を巻き込むことになるので、近い将来4本駄目になる可能性がある。
インプラントが絶対と言うこともない。
上手に付き合っていこうと思っていたのに、どうしましょ!
最悪抜歯も避けられないと覚悟して、再び歯医者に行く。
「うーーん、なんとか補強できないかな」と腕を組んだドクター。
折れた!と思った前歯だが、骨で言うと一部にひびが入っている状態と思えるとのこと。
骨と違って、歯はくっつくことがない。
これ以上壊れるのを防ぐために、ぐらついた歯を補強することを考えているらしい。
「もう駄目だ、というところまでは現存できるように、一つ試してみたい方法があるけど、どうする?」という。
自分の歯を少しでも長く使えるためなら、なんだって試すよ!と良い子ちゃんは二つ返事だ。
差し歯の2本の裏に溝を掘りその溝にグラスファイバーを埋め込み樹脂で固める。2本の歯を裏側から1本の歯にしてしまって、ぐらつきを抑えると共に、強度を高める!
なんてすばらしい!!
ぐらついて出血していた前歯は、ちゃんと安定して、普通の食事なら全く問題がない状態まで治して貰えたのである。
今までより、もっともっと歯を大事にしなければと思う。
頑張るぞ!