自分で、いろいろ作るのが好きである。
味噌、梅酒、みりん、らっきょ漬、キムチ、柚胡椒、コチジャン等々。
梅干しも作るけれど、ここ数年は作っていない。
梅干しよりも、梅醤油とか梅味噌とか梅をつけ込んだ調味料の方が楽しくて、梅仕事から遠のいていた感じ。
夫婦二人なのに、一回に漬ける材料が多すぎたりして。この頃ちょっとだけ反省して作る回数を減らしている。だって、3年前に漬けた小梅(3kg)には、まだ手を付けていないのだから。
梅酒だって、作るのが好きでも消費が追いつかず。10年超えの年代物が良い味になっているけれど、あまり減らない。困ったモンだ。
今年は、久しぶりに梅仕事に着手することにした。
どこでだったか、目にした「さしす梅漬け」というのに、ちょっと惹かれて。
シンプルでしょ。これ気に入ったのは、梅以外全部在庫があったから。
らっきょ酢を作り置きして、ジャバジャバ使うのだけれど、今年は作っていないから。酢も氷砂糖もたっぷりある。どうも消費が追いついていないから?いつもは寒仕込みする味噌を仕込んでいないから塩も買い込んだものが手つかずだし。
なんと、見切り品のほどよく完熟の南高梅が500円足らずで手に入ったし。
これは『作れよ!!』と、どこからかの指令が下ったのであろうと考えたのだ。
梅は、調子よく漬かっている。そろそろつけ込んで二週間。このまま、梅雨が明けるのを待って3日3晩干したら良いらしい。ほんのり甘い梅漬けが出来る・・・らしいけれど、楽しみなのはそっちじゃなくて。
梅酢が楽しみなのだ。香り高い梅酢を使って、お寿司なんてたまんないンじゃないかな?
食いしん坊の妄想はどんどん広がる。少しだけでも漬けようか?と買って来たらっきょうは、漬けられる前に、半分以下に減ってしまった。スライスしておかか掛けて食べると止まらなくなるからなのだ。
新タマネギも、ひねのタマネギも。らっきょだってこんなに食べてるからね。きっと血液はサラサラのはずだと信じているのである。