我が家は夫婦二人きりの核家族である。
一昔前に流行ったDINKSってやつかな。
共働きで子どもがいない家族って意味だったと思う。
共働きだから、家事負担も当たり前に分け合っている。
トイレ・浴室・洗面所の掃除もやってくれる夫。
まぁ、細かい事言えば良い子ちゃん的にはちょっと掃除の方法が違うのだけど。
それを言い出せば、あちらにだって言いたいことはあるのだと思う。
お互いに相手がやってくれたことは、素直に感謝する。
自分のやり方と違ったって、それで命が削られるわけでも無し。
気になったら、相手に気づかれないように(気づかれても判ってないフリも必要)直しちゃう。
それで平和に過ごせるんだったらいいと思うんだけどな。
「主人は何もやってくれない!」と愚痴る同僚の話を聞いてみると、大抵は「だって、後でやり直すの大変だもん!」と言いながら、相手に任せていないそうだ。
「任せたって、ちゃんとやってくれないから苛々する」んだって。
「私のやり方と違うコトされたって、気分悪いだけじゃないのっ!」って、なんか変じゃないかね?
全く自分と同じ様にって、それ自分たちの居場所を共に作っていくという感じとは遠いと思う。
全く自分のやり方通りにって、自分のカラーを相手に押しつけているだけなんじゃないの?
と思っちゃう、良い子ちゃん。
そりゃ、子ども育てるのと一緒。
褒めながら、認めながらやらなくちゃねぇ。
だれだって、褒められたり感謝されたら嬉しくなるモンじゃない?
いちいち怒っていたらこっちだって疲れるじゃん。
一緒に暮らしていくスペースは、お互いに譲り合いながら、時には主張しながら、距離感を確認しつつ作り上げていく、整えていくもんじゃないのかな。
少しずつ試行錯誤しながら、心地よい空間を作っていけると良いよね。
少なくとも、良い子ちゃんはそう考えている。
先ほど、洗濯物を畳んでいた。
良い子ちゃんの手が回っていなかったら、当然のように夫が畳んでくれる。
下着のたたみ方が全く違う二人。
ショーツは小さく小さく畳んでしまいたい良い子ちゃんに対して、ざっくり4つくらいに畳んでお終いの夫。
最初は気になって、後でたたみ直したりしていたけれど。
最近では「ま、それはそれで良いんじゃないの?」って感じになっている。
食事後の洗い物なども、食事が終わって良い子ちゃんがへたっていたら、いつの間にか夫が洗ってしまっていたりする。
これも、最初の頃は『私がするのに!』と思って、急かされるような感じでいたけれど。
今なんて、彼が洗う素振りを見せたら「ありがと、助かるわ」と素直に言えるようになった。
良い子ちゃんは専業主婦でいた頃と、家事に対する考え方があまり変わっていなかったのかもしれない。
フルタイムの共働きである。
出来る方が出来ることをやったら良いんじゃないの?そう考えられるようになるまで、ちょっと回り道したかな。
そうね。皆それぞれだよね。
良い子ちゃんはパートナーが自立している人だったから、お互いで出来ることを補えあえる関係でいられるのかもしれない。
そう考えついたら、自分に幸せに感謝しよう♪