着物って奥が深いのか、めんどくさいのか

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薩摩上布とか紗とか絽とか、繻子とか。

良い子ちゃんは、そういうのに当たり前に接していた生活をしていたので判るけれど。

今時、どれくらいの人がちゃんと判別できるのだろうか。

朗読の勉強をしている教材に、上記の素材の話が出てきたのである。

白い単衣と黒い薄物で対比しているのだけれど、

単衣って良い子ちゃんの認識では6月とか9月に着用するものであって

7月の終わり頃に、単衣と対比して薩摩上布とか紗とか絽とかってのおかしくない?とか思ったのだ。

普通上布というのは麻の生地で、紗とか絽というのは絹で作る生地だと思っていた。

あと、平織りと絡み織りの違いもあるし。

襦袢(単衣の頃から麻の無地の襦袢が普通)の透けて見える情緒も感じるのが和装なのだと思っていたけれどな。

講師が「紗とか絽っていうのはどう説明したらいいのかな」と言われたので、僭越ながらというか知ったかぶりで発してしまったのだよね。

「園芸で寒冷紗って日光を遮るシートがありますけれど、ああいう感じの薄い織物を紗といいます。絽というのは、一定の間隔で縦糸か横糸を抜いて線が入ったように織られた、暑い時期に着用する織物を指します」と。

へーー。そうなんだぁ。と言う声を聞きながら、やっぱり、このクラスで知っている人はいなかったのかと思ったり。

ま、いいけど。

時々、昔の知識が役に立つというか。

知ったかぶりで、ちょっと良い気分になると言うか。

たまにはこんな事があっても良いのかなと思うこの頃。

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