まとめ買いした電子ブックを読んでいる

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指定出版社の電子ブックが50%~70%オフという限定企画があった。

気になる書籍を、片っ端から買っていくなんて出来ないし。

邪魔にならないというのも、罪なことだよなぁ。。。。

等とブツブツぼやきながら、一応は合計金額3000円以上30%オフとか、ポイント10倍なんて時を狙って、欲しい本を買っているいいこちゃんである。

夏休みに入るあたりだったか、新潮文庫の電子ブックが150円前後で購入できるという企画があった。

欲しい本ってあまりないんだよね~ とか考えつつ、

リストを眺めていたら「森 瑤子」という作家の名前が飛び込んできた。

2~30年前に大好きだった森瑤子。

思わず、リストにある本を片っ端からクリックして、大人買い!

20冊はあったかな。

それだけでは飽きたらず、まだ電子ブックになっていない「スカーレット(森瑤子訳)」の電子ブック化をアマゾンにリクエストしてしまった。

買ったは良いけれど、読む余裕はないのだ。

コンクールの練習の前日と当日は、追い込まれていて余裕無し。

通勤の少しの時間と、昼休みの15分くらいを読書に充てて、

少しずつ少しずつ読み進んでいた。

購入した半分ほど読み終わったかな。

そこで気づいたこと。

・・・・昔読んだ時と、全然印象が違うじゃないか!

って事。

あの頃夢中になって読んだのは、

絶対に手が届かないと思い込んでいた世界にあこがれていたからなのか。

現実から逃避しようとしても、そのすべも考えつかなかった自分を、作中の人物に投影していたのか。

なんとなく、そんな気がするのだけど。

それよりメッセージフォンとか、リダイヤルできるNTTの最新式の多機能電話機なんてのが出てくると、懐かしさにクスッと笑ったりして。

すっかり忘れ果てていたけれど、ほんの30年くらい前は、留守番機能のついた電話機って、一般には使われていなかったんだよねぇ。

メッセージフォンって、ものすごく大仰な機械ってイメージが残っている。

公衆電話で十円玉を握りしめて話していたとか。

六本木や青山や銀座のどこどこでとか。

そうそう、あの頃ってこんなだったよねぇとか懐かしい。

森瑤子は、バブルの頃を駆け抜けてあっという間にあちらの世界に旅立ってしまった。

あの時代だったから、惹かれてしかたなかったのかなぁ。

気分はすっかり昭和の終わりにタイムワープ。

もうしばらくはこの気分に浸っていようと思う。

森瑤子 ウィキペディア先生によると、今回購入したのより5~6倍の著書があるみたい。

ついでだから、全部買っちゃおうかしら?

大人買いってヤツで。。。。でも、一応は気が引けるからこそっと買おうかな。

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