そりゃ、かなり豪華だとは聞いていたけれど。
旅番組で見るような、一泊いくらするんだよ?って宿に泊まるなんて実感がなかった。
本館とは別棟。
離れ扱いの特別室。
各フロアには3部屋くらいしか無くて。
そのうち、露天風呂がついているのは一部屋のみ。
部屋に案内されて、うわぁーーーーーーーー!って本気で歓声を上げてしまった。
多分、この部屋って、自宅と同じくらいの面積だと思われる。
あれ?ひょっとしたらこっちの方が広いかも(爆)
ベッドルームの外には、露天風呂がなみなみとお湯を張り温かそうな湯気を立てている。
壁一面の窓からは下呂温泉が一望出来るのだ。
露天風呂とは別に、広い浴室もある(結局こっちは使わなかったけれど)
大浴場の利用も可能。
別棟の貸し切り露天風呂というのもあり、夫はそちらの利用も予約してあるとのこと。
貸し切り露天風呂へは、車で送り迎えをしてくれるとか。
(歩いていけないことはないけれど、ちょっと距離があるらしい)
浴衣に着替えて、羽織を着て、ロビーに行くと綿入れ半纏を渡された。
「外は寒いのでこちらをお召し下さい」だって。
外に出ると、吐く息が真っ白。
「今夜も冷え込むそうです。しっかり温まっていらして下さい」と声を掛けられた。
脱衣場は温かくしてくれてはいたが、露天風呂というのは外なんだよね。あたりまえだけど。
湯船に入る前には掛かり湯が必要である。
裸になり、引き戸を開けると、一気に二人とも鳥肌がたつ(笑)
掛かり湯のためにシャワーを操作しようとするが、上手く湯が出ない。
生ぬるい(殆ど水だったけど)湯を掛かり、汗を流して湯船に飛び込む。
あーーーーー!極楽!!
45分の貸し切りは、ちょっと長いかな?と思ったけれど。
あっという間に過ぎてしまった(笑)
お迎えの車の音に、大慌てで浴衣を着て外に出る。
行く時に羽織っていた綿入れ半纏を、夫は脱いだままだった。
暑いんだって! 良い子ちゃんはちゃんとはおりましたよ。
暖かだったけれど、暑いところまではいってませんでしたから。
ちょっと一休みをしたら、次はご飯である。
この話はまた次回にでも。