なかなか予約が取れない料理教室。
先週までは、絶対に行くつもりだった。
熱が出ていなければ、行って色々なことを発散してくるつもりだったのだ。
とっくに声は出るようになっているはずだったし。
しかし。
前日になっても声は出ない。
電話では連絡が出来ないので、LINEで連絡を入れてみた。
先生の日本語習得は進んでいるものの、この体調不良の様子を伝えるのは無理かな。と先送りしていたのだが、ちょうど連絡してきた娘の協力で、無事に英文での欠席連絡を送ることが出来た。
・・・・が。一向に既読が付かないのだ。
お知らせが届かなければどうにもならないじゃないか!
朝から、電話してみるが繋がらない。
電話番号にSMSでメッセージを送るが、なんの返答もない。
がーーーーーー!どうしよう!
レッスンが始まる15分前に、ダメ元でもう一度掛けた電話が繋がった。
必死で出ない声で囁く「声が出ません。お休みです。ラインでメッセージ送ったのだけど」
「おおぅ、ラインこわれてます。ごめんなさい、わかりました。I will send recipes.
Take care of yourself.」と、可愛らしい声がする。「Thank you」と囁き電話を切った。
行きたかった~~~!くっそっ!
諦めたので、粛々と自宅での片付けなどをする。
夕方からは、仲間内の食事会がある。毎回夫婦で参加するアレである。
夫は良い子ちゃんがいけないのなら、欠席するという。
しかし、声が出なくなってからずっと付き合って貰っている。
普通の食事も出来ないし、もちろんお酒も飲めない。
一人で飲んでも美味しくないと言っている夫に、更に付き合わせては申し訳ない。
結局、一人で参加することになって出かけていってくれた。
そりゃ行きたかったさぁ。
でも、行ったって食べられない、飲めないだったら、楽しくないじゃん!
治ったら、今日の分も絶対に取り返してやる!
そう決心して、一人で柔らかく炊いたご飯を食べていたのであった。