母が逝って2週間(まだそれしか経っていないのか?)
遺骨を自宅に連れ帰って、
今後のスケジュールを話し始めた時のこと。
母の除籍が確認できる書類、
色々な手続きのため、親子関係を証明できる書類、
本人の印鑑であることを証明できる書類。
それらを速やかに揃える必要があることになった。
「戸籍謄本と抄本を用意しなくてはならないよ」と脳筋に伝えたら
『なんで私のが必要なの?』
『どうしてそんなめんどくさいコトしなければならないの?』
『実印なん作る必要ないじゃない?』
『えーーー意味わかんない!』
『本籍はあっち(薩摩の国)だし、そんなのお母さんがやっていたからわかんないし』
『いつも、おばちゃんにして貰っていたはずだし、何でそんなのしなくちゃならないのよ!』
と、まくし立てられた。
結局、叔母たちに諫められて実印を作り、
印鑑登録することになった。
戸籍謄本と抄本は、本籍地のサイトから申請用紙をダウンロードし
以前(母の手続きのため、何度か申請したことがある)と同じ手順で
良い子ちゃんが手配することになった。
その後も、何かする度に脳筋の恥ずかしい発言は続く。
『役所で手続きするのに、身分証明書がいるって。
そんなの聞いていないし。』
(役所に行くときに身分証明書を持って行くように伝えなかった我々が悪いそうだ)
『預金口座?そんなの見なければわかんないし。
キャッシュカードも今持っていない。』
(どこの銀行か、どこの支店かも即答できないそうだ)
『え?市役所で手続きするのに身分証明書がいるの?どうして?』
『私は私じゃん!』
『シャチハタでなければ朱肉使う判子なら何でもいいんでしょ!ちがうの?』
(いやいや、正しい判子だという証明が必要なんだよ=印鑑証明)
って。
いっぺん死ぬか?おまえ!
切れかけるのを必死で押しとどめて。
長男の妻は堪え忍びつつ、先頭に立って手続きを進めるのである。
そりゃ、頭も痛くなるわね(笑)