コスメというと大げさなのかも。
日本国内向けの説明には『簡易白髪染め』となっている。
購入したのは、カジャルという小さなケースに入ったひまし油を燃やした煤をオイルや白檀などと練り合わせた、真っ黒なしろもの。
インドの方が、くっきりと黒々としたアイラインを入れているのは、これを使っているそうだ。
あと、インドの子供達もまぶたの内側にカジャルを塗るというか、付けているというか。
パンダみたいな目元になっているのは、カジャルを塗っているからだそうな。
メイクらしいメイクはしない良い子ちゃんだけれど、
最近は目元がはっきりしない感じがするので、アイラインだけは入れるようになった。
でも、市販のアイライナーでは綺麗に引けないし、目が乾く気がして不満だらけで使っていたのだ。
20年近く前、ヘナを個人輸入していた頃のショップの情報で、カジャルの作り方を知ったのだった。
添加物が入らない、伝統的な作り方で作られたカジャルは、目の病気を予防し、ドライアイにもならないし、何より目が綺麗になるという。
『いつか作ってみよう!』と思っていたけれど、当然作らなかったよね。
インドコスメを扱っているネットショップで、カジャルを見つけてはいたけれど、
その時は購入するには至らなかった。
最近、目の調子が良くない。
ひょっとして、ここ2ヶ月ほど使っていたアイライナーが目の不調の原因かも?と思ったらいても立ってもいられなくなり、勢いに任せてカジャルを購入。
使い始めてまだ3日しか経っていないのに、目の調子はすこぶる良い!
使用量はごくごく少量で良いし。
目に入っても、不快な痛みは出ないし。
目が乾く感じもないから、目薬も殆どささないで仕事できているし。
同じ時に購入した、スティック状のカジャルはまだ届いていないけれど、
届くのが楽しみで仕方がない。
アイブロウとして使っている鉛筆は、あと30年使ったところで今の半分の長さにもならないだろうと思うけれど、
カジャルも良い子ちゃんが生きている間、使い続けても大丈夫なんだろうなぁ。
ほんと、お化粧と言うことに関しては、とても経済的だわ♪