このお方、「冷蔵庫で食品を腐らす日本人」とか「冷蔵庫で食品を腐らせない日本人」等の本を書いてらっしゃる台所研究家?の先生です。
冷蔵庫で云々の本より、1ヶ月の食費9000円とか、一人前100円の食事とか、如何に美味しく始末して楽しむかを提唱しておいでで、一時はTV等でもよくお見かけしておりました。
「始末」という言葉に弱い良い子ちゃんは、かなり昔から魚柄流の大ファンであります。
最近の読書はもっぱらタブレットで。
持ち歩いている300冊越えの電子図書を色々読みあさっている時に、ふと魚柄先生のことを思い出しまして、電子化されているものを探してみました。
数冊見つけて購入。すでに持っているものでも、そろそろ裸眼での読書が辛くなってきておりますから、タブレットで字を大きくしたりも出来るのは超魅力的なのですよ。
と言いつつポチッと購入。
塩鯖で作るシメサバとか、レバーのゆで方とか。出典を忘れるくらい、基本の作業になっているものもありますが、10年ぶりくらいに読み返してみたら、またもや目から鱗が落ちるがごとくの数々。
早速、アスパラ菜を魚柄流で茹でました。
お湯をぐらぐら煮立たせ、そこに洗った菜っ葉を入れ火を止める。ぐるんぐるんと混ぜたら蓋をして3分放置。冷水にとって水気を絞ったら出来上がり。
まぁ、目の覚める様な緑。シャキシャキしているけれど、ちゃんと茹で上がっていて、野菜の甘みもしっかり生きている。切っただけのをつまんで感激でございましたよ。
ちょろっと出汁割り醤油を掛けるだけで、もりもり食べられちゃう。
当分は、読み返して新たに仕入れた(思い出したともいうか?)方法で、今よりいっそう、楽しく美味しく始末してやっていこうと思うのです。
始末も良いけど、美味しいのが一番。
美味しく食べて健康に。
還暦リーチには大切なことです。