今週の昼休憩は一番遅い時間帯である。
13:30からの休憩に遅れること10分で、休憩室に入った。
ちょうどTVではワイドショーっての?
午後の情報番組で「90才のドライバーが人身事故」ってのをやっているのを見た。
まず『90才?セーフ』と思い、次に『茅ヶ崎?全くオッケー』と考えた自分に唖然とした。
頭の中には、この夏86才になる上方の母のことが浮かぶ。
いくら運転免許の返納を促しても、頑として聞き入れない母である。
2月に父の納骨で京都へ行った時、車が新しくなっていたように思う。
・・・・もう、あえて見ないことにしたし、車の話題には関わらないことにした。
しかし、高齢ドライバーの事故と聞く度に
まず「年齢」と「発生場所」を確認するのがクセになっている。
被害に遭われた方達には申し訳ないけれど
『ああ、今回も母が加害者でなかった、よかったぁ』と内心ではホッとしているのだ。
何もなかったように、当たり障りのない話しで知らん顔するのが嫌で
結局、今年の母の日には電話もしなかった。
毎年花を贈っていたら「いらない」と言われて困ってしまったのもある。
「いらない」と言うくせに、送らないと拗ねるんだから、可愛くない!
娘は、「素敵だなと思うからおくるだけ」とアレンジメントを送ってくれた。
良い子ちゃんも「きれいだなと思ったから送っただけよ」と言い切れたらいいのにと思う。
けど、そんなに簡単には思い切れないんだよね。
憎らしいくらい元気だから、こんな事も言っていられるのだろうけれど。
元気で羨ましいと人様には言って頂くが、
元気で自信過剰な母親を持つ苦悩って、はんぱ無いってのを判って貰いたいと思うのである。