あっらーーー!ダメじゃん!!
毎年30日は朝からお出汁を引くことになっていたのに!
待ってよ待ってよ!
ニシンの魚卵は塩漬けのまま冷蔵庫に入っているわよ!なんでーーー!
ってのは、帰宅してから喚きだしたこと。
30日は夫と買い物に行く。
一応、お魚関係はこの日に買おうと思っていたのだ。
重たい物なども彼と一緒の時に買うのだけれど、
この年末はかなり早い内から、少しずつ小分けにして買い物していたので
重たい物など無かったのだった。
が。
お買い物のお出掛けなのだ!これは譲っちゃダメ。
いつもは、商業施設にある「廻るお寿司屋さん」で席の予約だけして買い物に行く。
当然2時間待ちなど当たり前だから、そのつもりだったのだ。
なのに予定が最初から狂う!
なんとすぐに入れてしまった!
あらら。これじゃほんとに調子狂っちゃうし。
買い物を済ませて、ゆっくりビールなど飲みながらお寿司をつまんで。
調子こいてお酒なんかも飲んじゃおうよ!ってのを、買い物前にすることになっちゃった。
まぁ、しゃぁないか。
買い物前に、ビール飲んでお寿司つまんでサイドメニューなども楽しんで。
ちょっと出来上がりかけているところで、仕切り直しだ。
上方で言うところの生寿司(酢〆の肴)は、関東では〆鯖を用意している。
冷凍で輸入されているノルウェー産の塩鯖を酢で〆て作っているのだ。
しかし、今回は早くから探しているのに思うような物が見つからない。
結局、青森産の出来上がった〆鯖を購入する羽目になってしまった。
ま、こういう事もたまにはいいか。
良い子ちゃんは全然納得出来ていないけれど、食べる夫が「今年はこれで良いじゃない!」と言うから、押し切られたというか。
お雑煮用にブリが欲しいなぁと内心思っていたら、たった一つだけ天然ブリのアラがあった!
「ブリ大根用」とネーミングされたカマの部分だけど、何の問題もない!
身の所を切り出して、残りはちゃんとブリ大根に仕立てた。
銀だらの幽庵を作りたいと思ったけれど、これも「銀だらの粕漬け」で手を打つ。
・・・・お節料理作らないんだから。
これで良いんだよね、とおのれに言い聞かせつつである。
日が落ちる前に帰宅して。
きゃーーーーーーー!と喚きながら、お鍋に昆布と厚削りの鰹節を入れて弱火で煮だしだしたのはその後の話し。
まったく!なんてことなんだろ!!