先の投稿で義姉がひったくりにあった事に触れた。
自転車での帰宅途中で、前かごに入れていたバッグを単車に乗った二人連れにひったくられたらしい。携帯だけでなく、財布も、自宅の鍵も、会社のＩＤまで一切合切盗られてしまった。
いつも気をつける様に言っていたのだが、義姉は『自分には関係ない』と何の根拠もなく思い込んでいる人なので、「自転車の前かごには盗難防止のネットをかけましょう」とか「スマホや携帯はロックをかけましょう」とか「万一のためにリスクを分散する様心がけましょう」なんて、関知していなかったのである。
ところがスマホを盗られた。財布も盗られてカード類も入っているのだが、カード番号の控えもないので警察に被害届を出すにも、すぐには詳細を伝えられなかったらしい。ドコモのスマホだったが、セキュリティ関係の設定をしていなかったのもあり、遠隔操作で電話帳のロックは出来ないと言われたそうだ。発信を出来ない様にのロックは出来たらしいが。
自宅の鍵も盗られたので、自宅に入ることも出来ない。交番から鍵屋に連絡させて貰い、鍵を開けて貰って帰宅できたのは明け方近かったらしい。一休みして(ほぼ半日)からやっとカード会社などへの連絡を始め、スマホの関係の連絡を取ったのはひったくりに遭ってから一日経っていたのだった。というより、ひったくりにあったという連絡が入り「カード会社への連絡とドコモへの連絡は済んだの？」と言われてから「えーー、どこに言ったらいいの」から始まったのだから呆れてものも言えないって感じ。
その間に、クレジットカードは使われてしまって(盗難届を出していたので、保険の適用が受けられた)スマホのデータは流出してしまったのだ。
しかし、凄いのは義姉。自分は被害者であって、データ流出の責任は一切ないと言い切るのだ。迷惑を被ったのは良い子ちゃんだけではない。義姉の友人達も同じように迷惑を被ってしまった様だが、類は友を呼ぶというか、友人達もよく似た感じらしいので、良い子ちゃんの様に立腹はしなかったらしい。
まぁ、一事が万事だから。今更何を言っても仕方ないのだけれど。
義姉のエピソードを並べると、かなりの期間ネタには困らない気がする。掘り出してみようかな(笑)
