年末に同僚達と飲みに行った。
勢いで、彼女の行き付けのバーに行くことになった。久し振りのバータイム🎵
若いイケメンのバーテンダーがいるよ！お正月前に目のお正月になるからさぁと聞かされてかなり期待して行ったのだった。彼女の基準のイケメンに若干不安はあったのだけれど、まぁ年下の同僚だからそこら辺は譲らないとね。一緒に行ったのは3人で、もう一人は良い子ちゃんとほぼ同年代だったから不安が軽くなっていたのはある。しかし、この同僚は猫ちゃんLoveだと失念していたのだった(人間のイケメンにはほぼ興味なし)！
電車を乗り継ぎ、目的のバーへ到着。
えっと。イケメンどこ？ うーんっと。この小汚い(としか見えない)茶髪のへらへらしたのが目的のイケメンって事ないよね。・・・・え、これがそのイケメン？うそぉ。
いやはや、ここまでイケメンの基準が違うとは思わなかった。しかし、ここはバーである。ちゃんとしたバーテンダーであるなら、見かけはともあれお客との会話は・・・あー、駄目だわこれ。
じゃ、飲み物。カクテルが美味しいと聞いて、何を頼もうか悩んでいる時に同僚が頼んでいたモスコミュールが出てきた。ちょっと味見させて貰ったらお口に合わない甘さ。「甘いの苦手なの。ジンライムを甘くしないで作って下さい」と言ってみた。
むかーし、大手飲料メーカーが販売していたカクテルベース。ソーダで割ったらカクテルが出来るってヤツ。ああいうのにソーダ入れただけだよね？これ。ってのが出てきた。
最近バーとはとんと縁がない。家のみが楽しいので、出かける機会が減ってしまったのだけれど、ほんとにちょっと前まではよく行っていた。
当時通っていたバーって、みんなどこもレベルが高いところだったんだなと、甘ったるいジンライムを舐めながら懐かしんでいた。目の前のカウンターの中では、ただの兄ちゃんがキャピキャピと客の女の子達と騒いでいる。
そうね、良い子ちゃんとても場違いだわ。 多分、きっと、絶対に来ないぞ！そう誓った年末だった。
