台風で外出を控えている9月の連休である。
長袖を着てちょうど良いくらいの気温でなので片付けに最適?
と思ったモノの、一向にその気になれない。
沢山ある毛糸を、なんとかストック場所にまとめたのは春のこと。
作ろう!やってみよう!と意気込みで集めた素材はたんとある。
確か、去年だったか今年。
「もう買いません!あるモノを消費することにしました!」と夫に宣言したんだっけ。
なのに。
声が出なくなって、受診した帰り。
「一ヶ月は声は出せません」と宣告され、失意のどん底でふらふらとユザワヤを覗いたのが間違いのもと。
気づいた時には、チュニック作るんだぁ(いつ作るんだよっ!)と、ボーダーレース等の生地を買い込んでいた。
帰宅して、流石に気が引けてしまったが。
縫う前に生地を水に通す作業を行わねばならないし、水を通す=干すから夫の目に触れるわけだ。仕方ない、正直に話そう(話せないけど)と、タブレットに入力した。
『気持ちがふさぎ込んでいて、思わず買っちゃったの。ごめん』
夫は「これで気持ちが晴れるんだったら構わないんじゃないの?」と言ってくれた。
まぁね、彼が批判めいたことを口にすることがないと判っていたから正直に伝えたというのもあるのだ。
さて、声は出るようになった。
ほぼ通常の生活に戻りつつある。
生地は畳まれて、積んだままである(ほーらやっぱり)
引き出し一杯に仕舞い込まれている生地に、これらもプラスされてしまうのだろうか?
きっとそうなるんだよね。でも、もう入らないよ。
花布巾を3枚くらい仕上げたあと、やはりそのままになっている刺し子の糸と木綿布。
こぎん刺しもやろうと思っていたから、藍染めの生地も用意してある。
地刺しの図案に惚れ込んで、ガイドラインをしつけ糸で刺したオックスフォードもある。
いつやるんだろう?
裸眼では細かい刺繍作業も難しいなぁと、手芸用の首架けルーペも買ってある。
ほんっとにいつやるの?
毛糸だって、セーターだったら10枚は編めるだろう?いやもっとか・・・ってくらい在庫を抱えている。
編みかけのセーターが3枚。帽子が1枚。ベストが2枚・・・・良い子ちゃん、いい加減にしなさい!状態である。
編み棒はかなりの種類持っている。全部40年ほど前に作った布の袋に突っ込んである。
使いたい号数の編み針を探すのが億劫になるから、続行できないのも一因なのかも。
そう考えて、編み棒入れを作ろう!とキルティングの生地を買ってきたのが10年くらい前か・・・・馬鹿だねぇ。
このキルティング生地も編み針を入れる袋に突っ込んだままになっている。
もう手縫いで良いじゃん!今日こそ、作ろう・・・と決心したところなのだ。
とりあえず、ざっと見て使いたい太さの編み針がどれかわかるように。
くるくる丸めてリボンで縛ったら収納完了になるように。
小物も入れるポケットだって欲しいけれど。
それは仕舞い込んだままになっているメッシュのポーチがあるからそれを縫い付けて誤魔化しちゃおうか。
ずっと探していて見つからなかった編み地の名称が判ったことだし。
気分良いところでやっつけてしまおう。
そうしよう!
判らなかった編み地の名称はドミノ編みというのだった。
これ、ずっと判らなくて(モチーフは50枚くらい編んだのに)気持ち悪かったんだ。
今、クラッカー鳴らしたいくらい嬉しい!
手編み勉強室さんのところで見つけたところ。
魔法の一本針で作っているところも素敵だ!
・・・思っていたら、ダーニングマッシュルームも見つけてしまって。
『これがあったら、あの補修も出来るな』とか考えている自分を叱っているところ。
先ずは、編み針ケース! さあ作ろうっ!