野菜の下処理の不思議、本当に必要なのかな?

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良い子ちゃんは料理番組が好きである。

良い子ちゃんと言うより、夫婦揃って大好きなのだ。

二人で仲良くみているのは、料理番組が絶対的に多い。

最近、料理番組を見ていて良く思う。

「野菜は準備によって出来上がりの味わいが変わりますから、しっかり下ごしらえして下さいね」と、大抵の料理家達が口を揃えて宣っている。

でも、本当に下ごしらえって、そこまで神経質にやる必要あるのかしらね?

例えば里芋。

綺麗に洗って土を落とし、皮をむいて、塩で揉んでぬめりを取って、茹でてぬめりを落として。皮をむくと手がかゆくなるから、その場合は酢で洗うとかゆみが収まるとかまで教えてくれる。洗ったら、乾かしてから皮をむくとかゆくなりにくいとかという方法もあるらしい。

ふーん。

良い子ちゃんはガッテン流を勝手にアレンジしてこれ一辺倒。

里芋は泥だらけだったらざっと洗っておく。

たっぷりの湯を沸かし、大きな芋から順番に湯へ投入→全部入ったら沸騰するまで待つ。最沸騰したら、軽く沸騰が続くように火を加減し、5分放置。

時間になったらボウル(洗い桶)に冷たい水を張り、小さい里芋から水に取る。ちょっと指で押してやると皮がつるりとむける。剥きにくかったらナイフで助けてやればいい。面白いように剥けるので、皮が取れたらザルに上げておく。あとはこの繰り返しである。一袋10個前後入っていたら、最後の大きな芋を剥くまで10分くらい茹でることになるのかも。

剥き上がりは冷凍里芋と同じ感じ。あとはこのまま冷凍にするなり、切って煮含めるなり、ご自由にである。

べつにえぐみを感じたり、苦かったりしたことなど無いし、ちゃんと里芋の風味も楽しめる。塩で揉んでからゆでこぼす意味がわからない。

例えば大根。

皮を厚めに剥いて、隠し包丁を入れて、米のとぎ汁で下茹でする。

なんで?そんな勿体ない!下茹でする必要どこにあるの?

我が家は皮付きのまま、ブツブツ切って、レンチン!で下ごしらえ完了である。こうすると、味がしみこみやすく、長時間煮たのと遜色ない煮物が出来るのである。

レンチンした時に出た大根のジュースは、もちろん鍋に投入する。ちゃんと味のしみたブリ大根が15分で出来ちゃうのだから、下ごしらえの意味が判らない。

例えばレンコン。

例えば冬瓜。

例えばごぼう。

例えば・・・・・と言うわけで、下ごしらえってのをとことん省いても、全く問題無い我が家である。アクだって野菜の栄養・味わいの一つだからね。

「とーっても簡単」とか「手早く出来ます」とか謳っているくせに、「ここだけはちゃんとしましょうね」と言いながら、わざわざやらないでも問題無いような下ごしらえをやっているのをみると、笑ってしまうのである。

「料理が苦手」とか、「下ごしらえが大変だから料理はしません」とかいう人たちのためにという料理教室系でも、簡単と言いながら下ごしらえを当たり前の事として手順に入れるのはおかしいと思うのだけど。

本当に簡単に、手早く、美味しくできる方法って、下ごしらえを簡略化したって大丈夫だと思うんだけどなぁ。

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