おしゃれにはとても縁が遠いと思った話

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良い子ちゃんは、靴には拘っている。

なんてことはない、小さくて幅が広いため合う靴がないのだ。

足は第二の心臓と言われるくらい、大切な場所。

立っている時も、歩いている時も、身体全体を支える大事なところなんだから、そこを保護する靴にはとても気を遣っても当たり前だと思う。

と言いながら、靴のことを真剣に考えられるようになったのは40才頃だったかも。

ふとしたきっかけでシューフィッターの居る靴屋に行き、足形を取って貰ったのは最初。

セミオーダーで誂えた靴がとても調子よかったのだ。

靴を履くというのは、ある程度苦痛を我慢せねばならないと思っていたのに、苦痛が少ない。苦痛であるところは、訴えたら調整してくれるのだ。今だと当たり前だけど、当時は何度も調整して貰うのにとても気が引けたのだ。

何度か調整して貰ったら、苦痛なところは全くなし。快適な生活が訪れたのだった。

それからは、年に2回。賞与の時期のあたりに靴屋に行って靴を誂えるようになった。デザインは二の次三の次。ともかく、痛くない・辛くない靴であること。それが大事。

流石に4足目か5足目くらいからは、ちょっとはおしゃれも考えるようになった。ちょっと我慢したら履けるかな?っていう、サンダルとかパンプスとか。

でも、やっぱり長時間は辛いもので。特別な時にちょっと履こうかなって感じの靴というスタンス。まぁ、しゃぁないか。

そのうち、ウォーキングシューズなんて物にも興味が出てきて、MBTという靴を履きだした。

これも、年に2回購入というパターンで少しずついろんなデザインを揃えているが、どちらかというとセール品の中から、足の状態にフィットするものを選ぶ感じ。型落ち品が中心だったのだ。

先日、趣味の会の帰りに一緒になった人が、良い子ちゃんの足元を見て「あら、MBT?」と聞いてきた。彼女も何足か持っているのだそうだ。帰りの電車の中でスマホで、いろいろと検索して「私はこれを買ったの、これ可愛くて良いと思うんだけどどう?」と聞いてくる。彼女はデザインで選んでいるそうだ。「歩きにくいのがあるけれど、MBTだったら健康に良いって言うからそれで買ったの」とにこにこと話している。

確かにMBTは歩く時のバランスに特化した靴である(らしい)。

良い子ちゃんは、通勤で少なくとも片道30分以上は歩く。MBTでのウォーキングトレーニングとして推奨される時間は歩くので、多少なりとも効果はあるのかな?と考えているのだが。

良い子ちゃんは、MBTのスタジオでウォーキングバランスのチェックをして貰った時も、特に問題がなかった。歩きにくい・バランスを取りにくいと言われるそうだが、そのように感じたこともないし、転んだりよろけたこともない。

確かに、バランスを取らねばならないので、普通におしゃれに履く靴という感じからは遠いと思っていた。

まさか、「可愛いから」という理由でこの靴を履いている人がいるとは思わなかったので、ビックリしたのだった。

彼女は「ねー、これも可愛いし、これもねぇ。良い子ちゃんはどういうのがすき?」と聞いてくる。

正直、良い子ちゃんはデザインで靴を選んだことがないので、答えようがない。それでも、一応大人だから「そうねぇ。なかなか好みのデザインがないのよねぇ」とか言ってごまかせたつもり。

まさか、おしゃれに選ぶ人がいるなんて。考えたこともなかった。

少しはそういうのも見習った方が良いのだろうか?

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