何にもないない。ある意味笑える(爆)
今回の旅では、母の食事の心配がありました。
出発前に宿へ荷物を発送しました。その時に、施設で用意してくれた冷凍の介護食を数種類発泡スチロールの箱に入れ、アイスパックをがっちり詰めてクール便で送りました。
ホテルの売店(或いはコンビニ)で、我々の簡単な食事や、母のおかゆのパックなどを購入したり、電子レンジを借りることなども可能と思い込んでおりました。
今回のホテルを利用するのは2回目。11年くらい前に泊まったことがありました。
小さな冷凍冷蔵庫が部屋に備え付けられており、飲み物などはコーナーに備え付けの自動販売機で購入してきて、冷やしておくことも出来ました。確か、前回は氷のパックを買って来て、焼酎をロックで飲んだりしたっけ。
って記憶もあったので、何の心配もしていなかったのです。
さて。チェックインした時に、先に届いて預かって貰っていた冷凍品を受け取り、解凍するために電子レンジなどの使用を確認したところ「申し訳ありませんが電子レンジなどの準備はございません」と言われました。
部屋に戻り、用意して貰っていた冷凍食品を確認したら、主食の類がないのです。あるのはおかず系のみ。エネルギーゼリーや水分補給用のジェルパック、高栄養補助飲料もありますが、主食がない。あっちゃーー。
結果的に、水分だけはしっかり摂らせて、食べるものを食べられるだけ・・・殆ど食べなかったけれど・・・で、過ごすことになりました。
解凍は、送付に使った発泡スチロールの箱を利用しました。バスルームでは、かなり熱いお湯がカランから出ます。お湯を満たした箱の中に、一回分の冷凍介護食を浮かせて蓋をすると、半時間ほどで熱々の調理品が出来上がりです。
我々の食事はルームサービスをお願いすることも想定しておりました。・・・が、このホテルにはルームサービスというのがなかったのであります。
食事はレストランでバイキング形式(申し込みが必要)か、居酒屋の2件でしか食べられません。部屋に持ち帰ることは出来ないとのこと。またまたあっちゃーー。
宿泊場所は、緑豊かな広々とした(周りには何もない)ところにあるリゾートホテル。館内には温泉もありますけれど、宿泊客しか利用できないので、日帰り入浴のお客様対象の売店もない。
ロビーに売店はあるけれど、お土産物しか置いてないのです。最寄りのコンビニに行こうと思ったらタクシーを呼んで行かねばなりません。
結局、叔母が差し入れてくれた食料で、なんとか飢えないで済んだのですけれど。
流石にこればっかりは、工夫ではどうにもなりませんでした。事前準備の漏れでしたね。