今年の2月に夫の母が亡くなった。
夫とは結婚して4年半ほど別居していた。
なかなか仕事を辞められなかったというのもあったが
双方の親が元気だったし。
月に2度ほどの、通い婚というのもなかなか新鮮だったのかもしれない。
しかし、お互いの体調の変化、親世代の諸々が背中を押してくれて?
お江戸で一緒に暮らすようになったのだった。
お江戸に居を移してすぐ、母の様子がおかしいことに気づいた。
週に2、3回、片道2時間半掛けて夫の実家に通い、母の状況を観察する生活に突入したっけ。
仕事に就いてからも、毎週末には夫の実家通いは続いていた。
震災の2ヶ月後、母は特老に入居して今年2月まで暮らしていた。
夫の父は彼が高校生の頃に亡くなっている。
実家のほど近くに墓所を求め、墓を建てたのは母である。
良い子ちゃんは墓参にはマメに通う方である。
夫も年に3回以上は墓参する。
我々にとっては当たり前の事であったし、生活に組み込まれていたのだ。
脳筋との諸々があって、納骨以来脳筋と一緒に墓参することは無くなった。
もちろん、姉弟で墓参することはぜんぜん構わないし、あえてそこに良い子ちゃんが参加する必要はないよね?って事だけだ。
墓所がある最寄り駅の、一つ隣の駅には良い子ちゃんが通っている料理教室がある。
レッスンが終わってから大急ぎで移動したら、お墓参りは可能である。
母が亡くなってから、今日を含め2回そういう墓参をしている。
行ってから気がついたんだ。今日がお彼岸だって事。
あちこちの墓前では、掃除をする人や静かに祈りを捧げる人。
何時もよりたくさんの方々の姿を見受けられる。
良い子ちゃんもそんな人たちと共に、墓前でお参りを済ませてきた。
お茶とビールを持って墓参するのは何時ものスタイル。
良い子ちゃん一人だから、お茶のペットボトルは300mlくらいの小さいボトル。
ビールも135mlのミニ缶を用意した。
お供えして、栓を開けてお相伴する。
レッスンのあとで、しかもかなり焦って移動したから喉が渇いていたし。
お茶は半分くらい一気に飲んじゃったか。
ビールに至っては・・・・・
お父さんごめんなさい。一口くらいしか残っていなかったね?
いや。
お相伴なんだから、これもアリって事にして置いて下さいませ。